yuu優のごちゃまぜ日記

家猫、保護猫 ハンドメイドetcな日常

「さくら猫と生きる」(=^・x・^=)本の紹介と思うこと

 
千葉県に住む地域ねこ活動をされている方の
奮闘気が一冊の本になって紹介されています。
この本は、猫に関わる人はもちろん、
猫の被害を受けている人達にも
読んで欲しい本です。
 
出版 ポプラ社
定価 1200円(税別)
 

 
猫のボランティアをしている私には
その内容は同じく自分にも当てはまる。
 
地域ねこ活動をしている人達の物の考えが
この一冊の中に解りやすく書かれていた。
 
どの地区で猫のボランティアをしている人達も
同じ問題に出くわし奮闘しているのだろう。
 
時々
「なんでそんな大変なことをやろうなんて思ったの?」
なんて、聞かれる事がある。
 
猫が好きだから…とか、そんな簡単な事ではない。
 
とにかく、これ以上不幸な猫を見たくない。
人間の身勝手で、不幸な目にあわせたくない。
猫と共生できる地域にしたい。
どうすれば良いのかを、皆さんに知ってもらいたい。
 
野良猫の問題が起こるのは、
野良猫に餌を与えている人の場所から始まる事が多い。
野良猫に餌を与えていたら、誰の目にもとまるから
苦情もそこに集中します。
餌を与える人に文句が言えなければ、
反感は猫へと向かいます。
不妊・去勢もされていなければ、
年に2~3回繁殖するので、一気に
猫達が増えていくことは間違いなし。
 
猫に無責任に餌を与えている人達は、
その生まれてくる命まで全て面倒が見れるのであろうか?
そこから巻き起こるトラブルは考えているのだろうか?
「増えたら、困る。何とかしないと…。」
と、思う人なら、不妊・去勢手術して
これ以上増えないように何とか
ボランティアの力を借りて方法を考えるであろう。
 
でも、餌だけ与え、子猫が見たいからと
無責任に猫に関われば、不幸な猫達は増え
殺処分の対象になってしまう猫達を
増やす原因になってしまう。
猫が増えたって、責任も何も感じない人達。
そんな人達が、不妊・去勢の費用なんて出すわけも無い。
 
私達は、皆で猫を飼う為に地域ねこ活動を
しているのではありません。
 
猫好きな人が、猫に餌を与えに来ても良い場所を
提供している訳でもありません。
 
飼い主のいない猫が、今以上増えないようにし、
一代限り猫のお世話をし、猫から巻き起こる
トラブルを無くす為です。
 
餌がもらえるからと、猫を他の場所から
連れて来ないでください。
それも、遺棄犯罪になります。
 
不幸な猫を減らしたいと思うボランティアだけに
奮闘させておけば良いのか?
 
飼い主のいない野良猫に
誰が手術代や医療費を負担するのか?
どうすれば一番良いのか?
他人事ではなく、考えなくてはいけない
問題だと思います。
 
 
 
最近、公園で猫に対するマナーある餌やり看板が
各所ではがされ、破かれ、捨てられています。
無責任に猫に餌を与えたい人の反発みたいですが
猫好きな人ばかりではない場所で、
なぜマナーある餌やりが出来ないのでしょうか?
猫好きな人による、身勝手な猫の可愛がり方で
猫に対する苦情も増えるばかりです。
 
公園という場所は、色々な人達が来ます。
猫に被害を受けている方や、猫嫌いな方の
反感をかってどうする?
猫を、悪者にしてどうしたい?
 
自分の家で野良猫に餌をやって増やせば
近所の苦情は本人に来て、
そこには居づらい環境になるはず。
 
猫のいる公園で猫に餌を与えても
自分に直接苦情が来ないから?
みんなやってるし?
私達だけじゃないし?
 
猫に餌を与えるるために、集ってくる人達の
モラルが問われます。
 
人と猫が共生していく為には、
ルールが必要では無いでしょうか?
 
殺処分されていく猫(ほとんど子猫)達、
そんな不幸な猫達がいなくなります様に…
 
 
 
 
 


転載元: rosecatのブログ~地域ねこお助け隊~