yuu優のごちゃまぜ日記

家猫、保護猫 ハンドメイドetcな日常

転載記事です。石川県小松市の猫の輪さんより

ちょっと重たい話と皆様へのお願い

久し振りのブログ更新です。
最近子猫ラッシュが続いているのでその中で私(猫の輪ブログ担当 Rie)が感じたことを書いていきたいと思います。

とある現場から来た子猫が低体温や猫風邪をこじらせて何匹か亡くなりました。
幸せになるために保護した命が消えてしまう経験は本当に辛いです。
もっと何かできたんではないか、もっと早く状態に気づいていればと後悔ばかりしています。
路上で冷たくなるより、人のぬくもりの中で最期を過ごす方がずっと幸せだとは思います。
その子のもって生まれた運命だと納得して前を向いて次の子を救っていくしかありません。
けれどやはり亡くなるのは辛くて悲しくて思い出すだけで涙が出てきます。
沢山泣いて小さな亡骸を庭に埋めて「生まれ変わっておいで。次は必ず幸せになろうね」と声をかけました。

私たちが救える命は、きっとほんの一握りです。

差し伸べた手をすり抜けて亡くなってしまう子もいます。
けれどほんの少しでも助けられるならと私たちのような猫ボランティアは日々奮闘しています。

ある現場の餌やりさんにこう言われました。

「子猫が生まれたら目があく前に川に流して処分しとく。おたくらもお腹におる子猫殺しとる(避妊)から一緒やろ」

この言葉はものすごくショックでした。
(ちなみにその方には「子猫が生まれたら絶対助けるから連絡してください!」とお伝えしました)

私たちは殺したくてお腹のこを避妊しているわけではありません。
できたら生ませてあげたいし親子で一緒に暮らせるようにしてあげたいです。
ですが野良猫の避妊去勢(TNR)をしないと不幸な猫はどんどん増えます。
(一匹の雌猫から年間70匹以上と言われています。保健所に持ち込まれて殺処分されるほとんどが授乳中の子猫です。)

避妊された野良猫のお腹にあと数日で生まれる子猫がいたりするととても辛いです。
毎回葛藤します。私が何もしなければ生まれていた命を私が殺したと考えて悩んだこともあります。
猫の輪のメンバーほとんどが母親です。子どもを産んだことがあるからこそ、子猫を堕胎するということが本当に辛いです。
みんな葛藤をしながら猫と人が幸せに暮らせるようにボランティア活動をしています。

現在も
猫風邪がひどくて呼吸するのがやっとの子猫、
結膜炎で目がぐしゅぐしゅな子猫、
レントゲン写真を撮ったら肺が真っ白になっていた子猫など、
さまざまな問題を抱えた子猫たちが沢山います。(もちろん元気な子もいます。)

どの子もみんな幸せにしたいです。というか絶対幸せにします!
亡くなってしまった子の分も幸せになってほしいんです。

そのために、皆様にご協力頂きたいことがあります。
子猫を預かれる方は随時募集していますが、なかなか預かりボランティアは難しいと思うのでキャットフードや猫砂などの寄付をお願いしたいです。

・キャットフード(子猫用ウェット、子猫用カリカリ、ミルク、子猫用でなくても大丈夫です)
・猫砂(どのメーカーでも大丈夫です)
・トイレシート
・ウェットティッシュ(おしりふきのようなタイプだと使いやすいです。子猫がいると汚すので結構使います)
ティッシュペーパー
・フリースや毛布
・タオル

などなど。
お気持ちで構いません。ご協力頂けるととっっっても助かります!
タオルやフリース等は使わなくなった古いもので大丈夫です。
ご協力頂ける方はkomatunekonowa@yahoo.co.jpまで「寄付希望」と件名に書いてお送りください。お名前も頂けると嬉しいです。

ひとつでも多くの命を救えるように、
その子を幸せにするために、
今日も明日も明後日も頑張って活動していきたいと思います!
応援のほどよろしくお願いいたします。